2012年2月25日土曜日

(S29号)『英語版ヘラトリ"Sun Yat-sen Scolds Xi Jinping" (孫文、習近平を叱る)のお知らせ』

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『ヘラトリ・トピックス』英語版第9号として、

Sun Yat-sen Scolds Xi Jinping
(孫文、習近平を叱る)

を下記のアドレスにアップしました。

http://heratri-topics.blogspot.com/

想定読者は、「英語の分かる中国人」、「海外在住の中国人」などです。
ぜひ、多くの方にご紹介ください。

2012年2月12日日曜日

(S28号)『「孫文の霊言」の読み解き方』




 来たる2/18(土)から、幸福の科学の全国の精舎・支部で、

 『孫文の霊言』が開示される。

すでに本日(2/11)、その予告編に当たる部分が、全国の支部で上映されたが、その予告編の内容だけでも、十分、百万言の解説をするに値する内容である。

それに対するコメントの中で、
「(幸福の科学出版の北京の事務所が)閉鎖を余儀なくされた」
というくだりは、事情を知っている人間からすると、いささか"片腹痛い"が(笑)、
いずれにせよ、この「霊言」(予告編)で語られた内容について、「その信憑性(しんぴょうせい)の大なる」ことを、この世の情報から立証してみよう。


          習近平が怖がる理由
 

 予告編をご覧になって、多くの方が一番驚いたのは、おそらく、
「中国政府(習近平次期国家主席)が、ハッピーサイエンスのことをとても恐れ、怖がっている」ということだろう。

「日本に足りないのは「思想」だけだから、この思想を伝染病のようにはやらされたら、こちら(中国)がやられてしまう」
という発言にびっくりされた方には、以下のことをご紹介しておきたい。

 中央学院大学の故・西内雅教授が、「日本解放第二期工作要綱」という中国政府の内部資料を入手して、某新聞にスクープ記事として発表したのは、1972年の8月(日中国交回復の前月)だった。

この資料の存在を疑問視する向きも、一部にはあるが、

「オーストラリアに亡命した中国大使館員が、同資料の信憑性を裏づける証言をしていること」

「チベットを侵略した際の中国側の組織(チベット工作会議)の文書にも、極めて類似した内容が載っていたこと」

「実際の"チベットの中国化"のプロセスが、この「工作要綱」に書かれていたとおりであったこと」

などから(註)、この資料の存在は間違いないものと思われる。

 この「第二期工作要綱」というのは、第一期(日中国交回復以前)の成功を受けて、国交回復後(1972年~)から、日本に民主連合政府(中国政府の意のままになる政府)を成立させるまでの間の、日本の政界・財界・マスコミ界・教育界などへの工作内容をまとめた作戦書になっている。

今の民主党政権が、ほぼ「中国政府の意のままになる政府」だとすれば、中国から見ると、
この「第二期」が、今、ほぼ終わりつつあると言ってよいだろう。

(このあとに「第三期」(日本人民民主共和国の樹立=日本の植民地化=天皇を戦犯として処刑)に移行することが、第二期の「工作要綱」の中では述べられている。)

  非常に興味を引く内容が満載された文書なのだが、本稿に直接関係する項目だけ採り上げると、

「第二期の最終段階で一番気をつけなければいけないこと」
とでも言うべき一項があって、そこでは次のようなことが述べられているのである。

「通常は、右翼などの思想団体は脅威ではないが、国会議員の過半数を掌握し、マスコミ工作も順調に進んで、世論の掌握にもほぼ成功したこの時期において、もし、

「統一された組織を持つ思想勢力」が存在したならば、これほどの大きな脅威はない。
彼らの微小な「一」の力は、たちまちにして、「百」「千」の力になるだろう。

なぜなら彼らは、

*国民をだまし続けてきたマスコミへの怒りを結集させることができ、

*彼らの意志を無視した"首相選び"をした国会議員への怒りを爆発させることができ、

*「生活が一変してしまう」という恐怖心に、国民を目覚めさせることができる、
からだ。

彼らの力が、組織されて爆発したら、一体どうなるか?
大衆は、たちまちにしてそれを望み、そこに身を投じることは、間違いないだろう」


どうですか皆さん、この文書の内容は。
もう説明する必要はありませんね。
毎日こんなことばかり考えている人達が、ハッピーサイエンスを見たらどう思うか。
それはそれは、怖いことでしょう(笑)。

だから、映画を成功させ、さらに伝道し、選挙も戦って、兵站(へいたん)もしっかり確保しなければならないのです。
何ごとも、良い意味で自己客観視することが大切です。

 ぜひ、多くの方が、『孫文の霊言』を拝聴されることを望みます。


[]ペマ・ギャルポ『最終目標は天皇の処刑』(飛鳥新社)参照

2012年2月7日火曜日

(第35号) 『異質な視点も持っておこう』





 2/6付けの英紙フィナンシャル・タイムズが、大変興味深い記事を掲載していた。
アメリカにロバート・ケーガンというネオコン(新保守主義)の急先鋒の論客がいて、当然のことながら、イラク戦争(米軍によるイラク侵攻)を牽引した人物なのだが、
何と、オバマ大統領が、1/24の議会における「一般教書演説」の中で、同氏の最新論文

"The World that America Made"

(『米国が作った世界』、今月出版予定で邦語未訳)

を引用して同氏を高く評価したのみならず、
ホワイトハウスの会議では、しばしば同書を読み上げては、「絶賛している」というのである。

このロバート・ケーガンという政治評論家は、自らの著作の中で、「軍事力で世界に平和をもたらそうとするアメリカ」と、そういうことに「もはや関心を失ってしまったヨーロッパ」を比較して、

「両者の世界観の違いは、アメリカ人が"金星人出身"であるのに対し、欧州人が"火星人出身"だからだ」

という面白い表現をする人で、ネオコンの人が「宇宙人の話題を持ち出す」だけで、それはそれで、かなりの凄味と真実味があって、これだけで十分ワン・テーマになるのだが、
今日の本題からは外れるので、それはひとまず置くにしても、
自らは、イラク戦争のことを「無意味な戦争」と断じて批判していたオバマ大統領が、なおかつ、前回の大統領選挙で政敵となったジョン・マケイン(共和党)の外交顧問を務めたロバート・ケーガンを、よりによって、

"年頭所感の「一般教書演説」で高く評価した"

という構図には、多くの人が驚いたのは、間違いないだろう。
 もちろん、この"大いなる変身"には、疑問の目がつきまとうのが世の常で、フィナンシャル・タイムズ紙も、「政治家にはつきものの、反対派の取り込みかもしれない」とコメントはしているが、
最近の大川隆法総裁の霊言(『北朝鮮・終わりの始まり~金正日・金正恩の霊言~』その他)に出てくる「オバマ・コメント」を聴き続けている人ならば、
「あながちリップ・サービスばかりとも言えない」というのも、お分かりになるだろう。

「北朝鮮のような国の核保有(使用)を止めるには、こちらから「先制攻撃」する以外に、最終的には手段はないのだ」と、2003年頃から繰り返し発言していたケーガンのことを、この時期になって、オバマ大統領が「高く評価し始めた」意味は、よく考えておく必要がある。
 

         共和党候補の"軽さ"と批判されていること


 こういうときは、「客観的情報(データ)から、事態を照射してみる」というのも、一つの手である。

本日(2/7)配信のロイター電によると、
「(米ワシントン・ポスト紙とABCニュースが共同実施した世論調査によると)大統領選が、オバマ対ロムニーになった場合には、5145でオバマが勝ち、
オバマ対ギングリッジになった場合には、5443で、やはりオバマが勝つ」と報じた。

(現時点(午後八時半)で日本の新聞は、まったくこれを報道(速報版)していないので、明日の朝刊にこれが載るかは、ややあやしいが(或いは、結構「ヘラトリ」も影響力があるようなので、本稿がオフィシャル・サイトにアップロードされれば、或いは朝刊の紙面が変わるのかもしれないが(笑)。)
いずれにせよ、共和党の候補者が今の顔ぶれに確定してからは、オバマは、その誰に対しても、一貫して勝ち続けているのは、知っておいてよい。)

面白かったのは、
「経済問題(雇用創出)に関しては、オバマ対ロムニーの支持率は同率だった」が、「安全保障やテロ問題に関しては、むしろオバマがロムニー(ギングリッジ)に勝っている」
という、「一般に思われているのとは逆の反応が出た」という指摘である。

 これは確かに分からなくもなくて、ギングリッジは、中東問題に関して、昨年末、「パレスチナ人などというものは、(法的に)存在しないのだ」(これは「イスラエルの言っていることが100%正しい」という意味で、ユダヤ票を固めるのが狙い)と発言して、"言葉の軽さ"(大統領として本当にやっていける見識を持っているのか?)に対して、識者から批判が集まった。

一方、ロムニーも、年明けの予備選で、「私は、敵(イラン)に出会ったら、敵を殺す」
と昂然(こうぜん)と言い放って、強気を見せつけたが、このロムニー発言が、あながち「挑戦する立場での気楽な発言」(超保守層の取り込み狙い)というだけで片付けられないのは、大川隆法総裁の『モルモン教霊査』を拝聴された方なら、おわかりになるだろう。

ロムニー氏の"国粋主義的傾向"は、「宗教的にかなり根深いものがある」と見ておいた方が、正しいと思われる。このあたりが、良識派から見ると、"やや危なっかしく"見えて、「本当に問題解決能力があるのか」と実は見られているところが、この世論調査の結果に反映していると思われるのだ。


        重要なのは、"イランよりも北朝鮮"ということ


 こういうことを敢えて述べているのも、宗教というのは、大きくなればなるほど、かつて中国の天台大師智顗が、隋の国の皇帝達(煬帝など)に対して抜群のバランス感覚を発揮して、「どの皇帝に対しても(次々と政権交代しても)、"国師"の立場を保持し続けた」故事に依っているからである。

内政に関しては、相変わらず民主党のオバマ(大きな政府)よりも共和党の候補者達(小さな政府)の方が、政策面で優れているように見える。
しかし、外交に関しては、両者の違いは無くなってきている(or,責任能力という面で見ると、むしろ民主党側が上回り始めているようにすら見える)ことは、この国の未来を預かる者としては、よく知っておく必要があると思う。

 日本にとって大切なことは、外交評論家の宮家邦彦氏も指摘しているように、「アメリカが、イランよりも北朝鮮(中国)の問題解決を優先してくれること」である。そして、今のアメリカは、「両方(イラン&北朝鮮)の問題に同時に対処できる軍事力を、もはや持っていない」ことを、年初の新しい「防衛戦略」として正直に"白状"した。
だから、2012年は、かなりの知力戦になるのだ。(了)