2013年1月23日水曜日

(第54号)『中国語を喋る宇宙人』

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昨年10月に日本で公開されたイタリア映画、


「宇宙人王(ワン)さんとの遭遇」

 
は、東京渋谷で単館開催され、折りしも、映画『神秘の法』が真っ盛りであったことから、観そびれてしまい、その後、年末にかけて、大阪・栃木でやはり単館開催されたものの、残念ながら鑑賞に行ける機会がなく、結局、

「半年後のDVDレンタル開始まで待つしかないか」

とあきらめておりました。

ところが、各地での単館開催が逆に幸いしたのか、レンタル開始の方は、特約で、半年を待たず年明け早々に始まり、昨日偶然、レンタル店の新作コーナーで発見することが出来ました。

「これは、ヘラトリ読者に紹介しないわけにはいくまい」

と、早速借りてきて、本日、ここにコメントを掲載する次第です。

本作は、イタリア映画ながら、本ブログ第48号(「ナチスが月からやってきた!」)で紹介したスウェーデン映画「アイアン・スカイ」(ナチスのUFOモノ)同様、海外ではちょっとした話題になっている作品です。

 

物語は、ローマ郊外に着陸したUFOから降りてきた宇宙人をイタリアの情報当局が捕獲したところ、

「中国語を喋っていた!」

というところから始まります。

その宇宙人の容姿は、どちらかと言うと「水生系」で、敢えて言えば「イカ型宇宙人のような」と言えるでしょうか。

(事実、映画の中に登場するイタリア政府の情報局長と思しき人物は、その宇宙人に向かって、「このイカ野郎!」と罵って(ののしって)います。)

水生系の宇宙人としては、2010年春に日本でも公開された映画「第9地区」(南アフリカ上空に突如宇宙人難民を乗せたUFOが押し寄せたという設定)に「エビ型宇宙人」が
登場したので、この手のものは、

どこかに原型があるのかも(或いはアメリカ政府に情報が)あるのかもしれません。

(少なくとも、ハッピーサイエンスの「エリア51に対する遠隔透視」ではタコ型宇宙人が発見されているので(注1)、これはあり得る話だと思います。)

いずれにせよ、同じく行われた「中国の秘密軍事基地に対する遠隔透視」の中で発見された宇宙人とも、外見が異なっておりましたが(注2)、

「中国に対しても、複数の宇宙人からコンタクトがされている」

ことについては、様々に証言がありますから、この辺りもいずれ全体像が明らかになってくると思います。

 

登場宇宙人と現代中国の類似性


 

 物語は、拘束されたイカ型宇宙人と、それを尋問するイタリア政府の情報局長と、中国語の通訳を務めるイタリア人女性(主役と思われる)の三者の会話を軸に展開していきます。

劇場映画としては短い方なので(83)、あまり筋を追ってネタバレしても申し訳ないですから、ここでは、

「最後に、とんでもないどんでん返しがある!」

とだけ申し上げておきましょう。

 本作品を観て、強く印象に残った点にていて、二つほど言及しますね。

一つは、

「宇宙人問題の全体像を掴む(つかむ)のは、本当に難しいことだな」

ということです。

この映画にしても、大半のハリウッド宇宙人映画にしても、基本のコンセプトは侵略(恐怖)です。(ちなみにこの映画はコワくありませんからご安心を。)

このワンパターンで来るか、或いはその正反対に振れるか(例えば「E.T.」)、大体どちらかですね。

直近のニューズウィーク誌に、本ブログ第43号(パラレル・ワールドをまたいでみよう!)でも紹介した理論物理学者のミチオ・カク氏(ニューヨーク市立大教授)が寄稿していて、その中で教授は、

「私は、宇宙人は友好的な存在だと思う。だから安心したまえ、彼らは穏やかにやってくる」

と主張した上で、その理由を「ケプラー宇宙望遠鏡の観測結果に基づいて」説明しています。

これは明らかに、同業のスティーブン・ホーキング博士を意識した発言でしょう。(ホーキング博士は、「宇宙人がいるなどと考えたくもない。もし居たら、我々は、コロンブスに遭遇したアメリカン・インディアンのように殲滅(せんめつ)されてしまうからだ」という有名なセリフを残しています。)

ミチオ・カク教授もホーキング博士も、どちらか一方(友好的か侵略的か)に片寄っています。

「両方いるのだ」

ということには、なかなか考えが至らないようですね。

 もう一つ、この映画の作り手の意図として感じたことは、

「この宇宙人に中国語を喋らせて、現在の中国(政府)の姿勢と二重写しにしたのだろう」

ということでした。

「穏やかな言葉の陰に隠された危険な意図」

というものについては、第二次大戦(ヒトラーの侵略)を経験したヨーロッパの人々は、本能的に察知するのかもしれません。

前号のブログで指摘したとおり、

「外交軍事面における、ナチスドイツと現代中国の類似性」

は、国際政治学の世界では、ある意味で常識です。

これに宇宙人を絡めてきたあたり、作品としてはハリウッド物の持つエンターテイメント性は少ないものの、玄人(くろうと)受けする映画である点、お勧めできる一作です。

 

 それにしても、こういう映画が一本も創られない(『神秘の法』を除いて)日本の国というのは、UFO後進国というか、「宇宙人問題」に関して完璧な情報統制下に置かれていることが明らかですね。

早く国会議員が誕生しないかと、心待ちにしています。

そうしたら、国政調査権を発動して、

JALANA、航空自衛隊のUFO情報を強制開示」

させてしまいましょう。(了)

 
 

(注1)『ネバダ州米軍基地「エリア51」の遠隔透視』(大川隆法/幸福の科学出版)


 

(注2)『中国「秘密軍事基地」の遠隔透視』(同上)

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